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論文

飼料用漁粉の微生物分布と放射線殺菌効果

伊藤 均; A.Begum*; 久米 民和; 武久 正昭

日本農芸化学会誌, 57(1), p.9 - 16, 1983/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Agronomy)

近海産魚粉や混合ミールの微生物汚染は遠洋トロール品にくらべ著しく、1g中の総菌数は2$$times$$10$$^{4}$$~1$$times$$10$$^{6}$$個、大腸菌群は6$$times$$10$$^{1}$$~1$$times$$10$$^{5}$$個検出された。総菌数の多くはMicrococcusおよびBacillusで構成されており、大腸菌群分離株の30%以上がE.coliなど屎尿性大腸菌群で占められていた。サルモネラ菌は10検体中5検体から250g当り1~20個検出された。魚粉にガンマー線を照射すると大腸菌群は0.5~0.6Mradで検出できなくなり、サルモネラ菌も1g当り10$$^{-}$$$$^{6}$$個にまで殺菌された。東南アジア産魚粉にはAspergillus Flavusなどの糸状菌が多かったが、0.4Mradで検出できなくなった。一方、1Mrad以上でも生残する細菌はMoraxellaやPseudomanas malleiなどであった。

論文

配合飼料中の微生物分布と放射線殺菌効果

伊藤 均; 久米 民和; 武久 正昭; 飯塚 廣*

日本農芸化学会誌, 55(11), p.1081 - 1087, 1981/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:64.13(Agronomy)

各種配合飼料は微生物汚染が著しく、総菌数は1g中1.3$$times$$10$$^{5}$$~22$$times$$10$$^{6}$$個、大腸菌群は2.5$$times$$10$$^{2}$$~7.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。しかし大腸菌群の多くはEnterobactenで占められており、典型的な大腸菌は1%程度であった。糸状菌は貯蔵中の変敗に無関係の一般糸状菌が1g中2.4$$times$$10$$^{3}$$~4.5$$times$$10$$^{5}$$個、変敗は糸状菌は1.5$$times$$10$$^{3}$$~3.5$$times$$10$$^{5}$$個検出された。魚粉については調整魚粉のみが微生物汚染が著しかった。飼料の微生物汚染で問題となるのは大腸菌群と変敗に関する好浸透圧性糸状菌であろう。ガンマー線による殺菌効果をしらべた結果、飼料を完全殺菌するためには2.5~3Mrad以上の線量が必要であるが大腸菌群は0.6~0.8Mradで殺菌できた。好浸透圧性糸状菌は0.2Mradで検出限界以下に殺菌できた。

論文

放射線による幼雛用配合飼料の殺菌と貯蔵効果

久米 民和; 伊藤 均; 武久 正昭; 飯塚 廣*

日本農芸化学会誌, 55(12), p.1197 - 1203, 1981/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:37.04(Agronomy)

幼雛用配合飼料について、放射線による殺菌効果および貯蔵効果について検討した。非照射試料1g中の総菌数は2.4$$times$$10$$^{5}$$~3.9$$times$$10$$^{6}$$、大腸菌群4.1$$times$$10$$^{4}$$~9.0$$times$$10$$^{5}$$、好浸透圧性糸状菌1.1$$times$$10$$^{3}$$~2.2$$times$$10$$^{3}$$、一般糸状菌1.8$$times$$10$$^{4}$$~1.1$$times$$10$$^{5}$$個検出された。また0.2Mradの照射により、総菌数は1/10~1/20に、大腸菌群は1/20~1/50に、好浸透圧性糸状菌は検出限界以下に、一般糸状菌は1/10~1/1000に減少した。高湿度条件下で飼料を貯蔵した場合、好浸透圧性糸状菌は著しく増殖した。これに対し、総菌数、大腸菌群、一般糸状菌は貯蔵中に増加することはなく、むしろ減少傾向を示した。照射飼料中の好浸透圧性糸状菌の貯蔵中の変化を検討した結果、0.2Mrad照射では著しい菌数の増大が認められたが、0.5Mrad照射で顕著な抑制効果が認められた。これらの結果から、夏期条件下(15~34$$^{circ}$$C、60~90%RH)で3~4ヶ月間飼料を貯蔵するための適正線量は0.5Mradであると考えられた。

論文

ガンマー線照射したウィンナーソーセージのミクロフローラに及ぼす包装フィルムの影響

伊藤 均; 渡辺 宏; 青木 章平; 佐藤 友太郎*

日本農芸化学会誌, 51(10), p.603 - 608, 1977/10

 被引用回数:0

保存料無添加の特注ウィンナーソーセージ(VS)に$$gamma$$線を300~500krad照射した後に増殖してくるMoraxella like taxaに属するMA菌や酵母菌の増殖を抑制する目的で酸素ガス透過度の異なる包装フィルムの影響をしらべた。酸素ガス透過度の異なるセロポリ、ナイロン-12、Kセロハン、EG-QのフィルムにVSを窒素ガス置換して包装した場合、非照射では各包装フィルムとも差がなく2~3日(10$$^{circ}$$C)で10$$^{6}$$/gに達しネトが認められるようになった。ところが照射VSでは10$$^{6}$$/gに達するに要する期間はセロポリの300kradで4~5日、500kradで7~8日であったのに対し、KセロハンやEG-Qではその期間が延長され300kradで7~9日、500kradで13~15日以上になった。この場合、酸素ガス透過度の低い包装フィルムでは好気性のMA菌や酵母菌Micrococcusなどの増殖が抑制された。しかし非照射VSに増殖する乳酸菌には効果は認められなかった。なお食味に対する影響は若干EG-QやKセロハンに認められた程度である。

論文

放射線抵抗性細菌Pseudomonas radioraの放射線感受性と放射線損傷からの回復,穀類の微生物に関する研究; 第14報

伊藤 均; 渡辺 宏; 飯塚 廣*; 岡沢 精茂*

日本農芸化学会誌, 46(3), p.127 - 135, 1972/00

 被引用回数:3

米の放射線貯蔵試験の過程で,著者らは放射線抵抗性の強い細菌,仮称「red Pseudomonas」を分離した.この菌の分類学的研究の結果,Pseudomonas属の新種として判定し,Pseudomonas radiora nov.Sp.と命名した.飯塚らはPseudomonas属の分類学的研究において,本属をさらにfluorescent group,achromogenic group,chromogenic groupの3群に区分したが,この菌はXanthomonas属に近いchromogenic groupに入れるのが適当である.この菌の放射線抵抗性は,前々報その他で報告したように,一般のPseudomonas属の菌種と比較すると,10$$sim$$40倍強かった.

論文

$$gamma$$線照射とトウモロコシ,マイロのミクロフローラ,穀類の微生物に関する研究; 第11報

渡辺 宏; 伊藤 均; 柴部 禎巳; 飯塚 廣*

日本農芸化学会誌, 45(2), p.55 - 61, 1971/00

 被引用回数:0

穀類の微生物障害防除を目的とした$$gamma$$線照射に関する基礎的研究として,前々報および前報においては,内外産米について,とくにミクロフローラを中心とした研究を行ない,$$gamma$$線照射が有効な手段であることを明らかにした,そこで今回はトウモロコシとマイロについて行なった結果を報告する.トウモロコシとマイロを対象とした理由は両者が輸入穀物の約80%をしめ,工業原料としても重要であるが,とくに飼料原料として年間400万トン(昭和43年)以上輸入され,なお年間10%ずつ増加していることと,また輸入の2/3は米国に依存しており,その流通形式からも微生物障害に注目する必要があると考えたからである.

論文

$$gamma$$線照射によるトウモロコシ,マイロの貯蔵効果,穀類の微生物に関する研究, 第13報

渡辺 宏; 伊藤 均; 柴部 禎巳; 飯塚 廣*

日本農芸化学会誌, 45(11), p.500 - 506, 1971/00

 被引用回数:0

日本における配合飼料原料あるいは澱粉質原料としての穀類の需要は,年々その増加の一途をたどっている.しかし,それらの大部分を輸入に頼っているため,海上輸送および陸上げ後の流通過程における変質は,多湿の環境条件とともに,さらに著しいものとなっている.ことにその変質の原因としての徹生物の役割については,著者の1人,飯塚は,麩,米糠,トウモロコシ,大豆粕などについて指摘しに微生物障害とその鑑定方法について調査研究した.

論文

$$gamma$$線照射による米の貯蔵効果とミタロフローラ(穀類の微生物に関する研究 第10報)

伊藤 均; 柴部 禎己*; 飯塚 廣*

日本農芸化学会誌, 43(11), p.773 - 779, 1969/11

米の虫害および徹生物の発生による被害損失はわが国において莫大なものがあり,近年とくに貯蔵古米の累積によってふたたび重要な問題となっている。著者の一人飯塚は1948年以来,各国の正常米および変質米のミクロフロ-ラに関する一連の研究を行ない(1$$sim$$3),それらの結果は収穫後の米の調製・流通・貯蔵の改善に応用されている(4,5)。たとえばメチルブロマイド燻蒸,米の水分合量を15%以下に保つこと,15$$^{circ}C$$の低温倉庫で貯蔵すること,外米は精白直後のものを買付けること,などとして要望し,そのとおり実施されている。

論文

$$gamma$$線照射と米のミクロフローラ; 殻類の微生物に関する研究,第9報

伊藤 均; 飯塚 広*

日本農芸化学会誌, 41(11), p.578 - 584, 1967/00

抄録なし

論文

$$gamma$$線照射と米のミクロフローラ; 穀類の微生物に関する研究,9

飯塚 広*; 伊藤 均

日本農芸化学会誌, 41(11), p.578 - 584, 1967/00

穀類の虫害および微生物障害による損失は、わが国においても莫大なものがあり、とくに輸入穀類についてその感が深い。研究室においては1948年以来各種の日本米、タイ米、ビルマ米、中国米の正常米および変質米のミクロフローラに関する一連の研究を行なってきた。そしてその結果に基づいて、米の微生物障害を防除することを目的とした放射線照射を意図した。しかし米の品質保全を目的とした放射線照射に関する研究は、殺虫を主目的としたものがある程度で、殺菌を主目的としたくわしい研究はまだ報告がない。そこで今回は、国内産玄米、白米および外国産白米について$$gamma$$線照射によるミクロフローラの変化、および照射米の保存試験について報告する。

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